子供と接する中で大切にしていることはありますか?
今我が家には4歳の男の子と2歳の女の子がいます。
イヤイヤ期。
言葉のキャッチボールはまだまだ未完全。
甘えん坊。
まだまだ小さいけど子供だって1人の人間。
親の子供への接し方が子供の心の成長に少なからず影響すると思っています。
今日はそんな子供と接する中で、意識していてよかったなと思う大切にしていることをご紹介します。
子どもと接する中で大切にしていること
最後まで聞く
2歳はもちろん、4歳でも話に脈絡がなかったり何を言っているか分からない事も多いです。
それでも『ねぇねぇ』と話が始まったらとにかく最後まで聞くことにしています。
そして子供が言ったことを繰り返して一旦受け入れる。
例えば2人が喧嘩したときはそれぞれ話終わるまで耳を傾けています。
そして『(息子)くんは〜って思ったんだね。そっかー。』
『(娘)ちゃんは〜したんだね。うんうん。』
否定も肯定もせずにただ一旦受け入れる。
そしてそのあと私が思うことを言うようにしてます。
最後まで話を聞くと、それだけで子供たちも落ち着いてきます。
泣きわめいていたのが泣き止んだり、引っ張り合いをやめたり。
一旦冷静になるタイミングが話を聞くことで出来上がるのだと思います。
最後まで話を聞くということは、ビジネスでもよく使われると思います。
いや、そもそも人として当たり前のマナーですが。
私が最初に入った薬局の新人研修でも教わりました。
患者さんが話すことをただただ聞いて、そして繰り返して一旦受け取る。
そうすると患者さんとの信頼関係ができやすい。
医療人と患者さんだと見えない上下関係ができやすくて、患者さんが話したいことを話せないことがあるので大切な姿勢なんです。
でもこれって親子関係でも言えることだと思います。
悪さや喧嘩でいざこざが起きたとき、何言ってるか分からないから話をしっかり聞く前に思わず叱ってしまったり。
でもそれだと信頼関係はできないなと思ってます。
子供はまだ分からない。
じゃなくて、子供こそ感じ取るプロ。
ママはパパはちゃんと話聞いてくれてるかな?
伝える言葉を知らないだけでちゃんと見てるし分かってる。
そう思います。
最後まで話を聞く。
その積み重ねが親子の信頼関係や自己肯定感に繋がると思っています。
選んでもらう
我が家では0歳のときから何かにつけて選んでもらうようにしてます。
例えば、服やお箸、靴、おもちゃ。
たくさんの中からだとお互い大変なので、2,3個私たち親が選んでおきます。
そして子供に『どれがいい?』と見せて選んでもらいます。
もちろん0歳なんてただ目についたもの、近くにあったものを選んでるとは思います。
でも自分で選ぶということは大切だと思っています。
選んだものに対する責任。
というと大袈裟ですが、4歳の息子に関しては自分で選んだという自覚が生まれているように思います。
例えば『これ〇〇が選んだ服』と喜んで着ます。
『〇〇がいいって言ったおもちゃ』と片付けます。
片付けないときもありますが。笑
お片付けをしないときは『〇〇が選んだおもちゃでしょ?大事にしなくていいの?』と聞くと、だいたいささっと片付けます。
選んだものに対する責任は大袈裟ですかね。
でも自分で選ぶのは嬉しそうです。
自分も参加していると言う感じになるのかな?なんて思います。
選ぶという事を通して、自分の好きがはっきり分かる子になるといいなーなんて思ってます。
優しい心ある?
『優しい心ある?』は旦那から始まったすごくよかった言葉がけ。
子供だと叩いた、取った取られた…よくあります。
見た瞬間『これ食べたくないー』『あれきらーい』よくあります。
そんなことは子供はよくあることだけど、大人の世界だとモヤつくような事をした時は
『〇〇に優しい心はある?』
そう聞きながら胸に手を当てます。
うちの子供たちはほぼ100%『ある!』と自分の胸に手を当てて答えます。
『本当にあるかな?こういうことされたら〇〇はどう思う?ママだったら悲しいな。』
そう付け加えます。
するとびっくりほどあっさりと『ごめんね』という言葉が出て仲直りになります。
これホント!
例えば、命に関わることや大怪我になるような事が起きたり起きそうなときは、本当にビシッとキツめに言わないといけないと思います。
でもそうじゃないときはできるだけ穏やかに一言。
『優しい心ある?』
問いかけに対して子供なりに考えているように思います。
ちゃんと悪いなと思うときは『ごめんね』と言うようになりました。
悪いと思わないときは何かしら話し出すので、また最後まで話に耳を傾ける。
そんな感じです。
まとめ
親の子供への接し方で子供の人格や当たり前が少なからず出来上がると思っています。
我が家が大切にしていることは
- 最後まで話を聞く
- 選んでもらう
- 『優しい心ある?』という言葉がけ
もちろん正解なんてないし、ご家庭それぞれお子さんそれぞれで違うと思います。
でもうちは今のところこの3つを意識していてよかったと思っています。
もしいいなと思っていただけたら、是非やってみてください。